消防士に必要な資格は?何も無い私でも資格取得にチャレンジでき消防士として活躍できる!!
こんにちは
今日は
1.消防士になるには資格は必要?
2.自分の持ってる資格は活かせるの?
こんな疑問を持つ人に向けて紹介したいと思います。
消防士って見るからに特殊な仕事だし、なんかいろいろ資格は必要そうに見えますよね?
でも何が必要なのか、どういったものが有利なのか全くわからないですよね?
先に、結論を、言うと
消防士になる(消防士採用試験に合格する)時点では、
必ず持っておくべき資格は特にありません。
以外でしたかね?
僕も入る前は何にも資格なんてものはもっていませんでした。
取る気もなかったです笑
ただし、
自動車免許など、消防士として働くうえで求められる資格がいくつかあります。
また、
医師の指示のもと救急車で特定行為を行える救急救命士という国家資格を取得している方も多くいます。
それでは、
消防士になってから必要な資格・持っておいた方が有利な資格を紹介します。
1.消防車両運転に必要な自動車免許
消防車やはしご車、ポンプ車といった消防車両を運転するには、もちろんですが自動車免許が必要になります。
車両の重量によって大型や中型の免許が必要になりますが、
普通免許でも運転できる消防車両もあります。
消防署はポンプ車やタンク車、救助工作車、梯子車など、中型から大型車両がたくさん配備されています。
当然それらを運転するためには運転免許証が必要です。
大型まで免許を取得しておくと、採用試験で有利になるばかりか、早い段階で機関員を任命させる可能性も高くなるでしょう。
ただし、消防車の運転は緊急走行に該当するので、機関員が運転します。
機関員になるためには、運転免許はもちろん必要になりますが、各消防本部の基準に沿った研修などを受けなくてはならない点は気をつけましょう。
大型免許をとるには
現行の法律ですと、自動車学校に行き、教習を受け、試験を受ける必要があります。
また費用がおおよそ30万円位掛かります。
採用試験の前に取得しておくと有利ですが、30万円は高いですよね…
たしかに市町村によっては補助制度があるようなので、
消防士になってからとることも考えていいと思います。
ちなみに私は採用後に取得しましたが、取る時期が遅かったので、同期のほうが先に機関員に任命されて悔しい思いをしました。
ある意味機関員に任命されるということは高額な消防車を任せられると組織に認められることでもあるので、とても羨ましたかった記憶があります。
2.救急救命士
救急救命士の資格も、消防士になるうえで必須の資格という訳ではありませんが、
救急救命士を目指している場合は必ず取得しなければならない資格になります。
救急救命士とは
救急救命士は救急車内や現場で、重度傷病者に救急救命処置が行える資格で、医師の指示の下、口の中にチューブを入れ気道を確保したり、腕や足に点滴をとり薬を使うこともできます。
また救急隊員への訓練や教育を行います。
一般に医療従事者にあたるため、医師や看護師、その他の医療系資格を持つ方々と仕事をすることもあります。
救急車で活躍する以外にも自衛隊、海上保安庁、警察なども活躍しています。
現在、病院などの医療機関でも医療行為できるように法整備がなされていく方向です。
「医療行為」は基本的に医師にしか認められませんが、
救急救命士であれば、
医師の指示のもとで救命活動ができる「特定行為」を行えます。
そのため、救急救命士は人を直接助けることができる数少ない資格と言えます。
人を助けたい・人の役に立ちたいという思いが強い方は、人命救助に関われる救急救命士の資格を取得してみてはいかがでしょうか。
救急救命士の資格を取得するには、
1.消防士採用試験を受ける前に救急救命士の養成校を卒
業する
2.消防士として勤務しながら取得に励む
この二択になります。
救急救命士になるには
救急救命士の受験資格を得るために大学や専門学校に行き、指定の単位を取得した上で国家試験を受ける必要があります。
国家試験の難易度は看護師や理学療法士などの医療系資格よりも低いと思われます。
その理由は、それぞれの資格に標準テキストなるものが存在しますが救急救命士は厚さが薄いほうです。
看護師はめちゃくちゃ厚いですね。
要するに範囲が少ないということです
時間で比べてみると、
消防士として勤務しながら励むよりかは、採用試験前に資格を取得しておいた方が時間はかかりません。
小型移動式クレーンと玉掛け技能講習は都道府県労働局長登録教習機関が行う技能講習を受ける必要があります。
救助工作車はクレーンを装備しており、その操作のために必要な資格になります。
労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了することで資格を得ることができます。
こちらも必ずではありませんが、持っておくと業務に非常に有利になります。
わたしは陸上特殊無線技士のように消防学校で取得しました。
4.潜水士
潜水士は海猿で有名になりましたが、消防も川や池などの災害に備え、水難チームを編成しています。
当然仕事として水の中で仕事をするので、潜水士の資格が必要になります。
潜水士の資格とは言っても、海猿に出てくるような厳しい潜水士養成課程のことを指すわけではなく、
ここで言う潜水士は学科だけで取得できます。
消防のダイバーは川や池で潜ることが多く、そのような場所で訓練を積み重ねています。
潜水士をとるには
試験は、1月、4月、7月、10月に各地の安全衛生技術センターで行われます。
高気圧障害の危険性などに関する知識の習熟を目標としており、実技試験はありません。
要するに
一回も潜ったことがない人でも、潜水士を受験に合格すれば潜水士になれます。
5.危険物取扱者(乙四など)
有利になるかは正直微妙ですが、履歴書に書ける立派な資格です。
特に乙四はガソリン等の取り扱いが含まれているため、消防職員としての基礎知識を得ることができます。
消防士の中にも稀に危険物取扱者をコンプリートしている方がみえます。
仕事に使うというよりも知識を身につけるために受験していることが多いです。
このように、さまざまな資格を活かせるのも消防士の魅力だと思います。
今、一つも資格がなくとも、採用されてから取得できる機会はたくさんあるので
是非、チャレンジしてみてください。